[WS030] アイヌ文化から学ぶ「誰も置き去りにしない」コミュニケーション

開催日時

2022年3月19日(土)13:30〜14:50

オンライン開催リンク先

こちらの申込フォームからご登録をお願い致します。ご登録を確認後、イベント当日に使用するzoomのURLをお送りします。
https://docs.google.com/forms/d/1Mt2lWBvwuvg-4RCnbgi6uS_nX8Rvu4Yt6V_trjneEaQ/edit

開催概要(要旨)

イカタイ!シノタンロク~(こんにちは~!遊びましょ~)

「イカタイ」とは、アイヌ語で「こんにちは」「久しぶり」という意味です。聞きなれない言葉だと思いますが、北海道の先住民族アイヌの言語なのです。アイヌは、文字を持たないことから言葉でのコミュニケーションを大切にしてきました。人間同士の言葉のコミュニケーションに限らず、自然や動物、物に対しても言葉をかけること、敬い感謝をする習慣があります。自然や動物、物にも魂が存在していると考えているからです。

「コミュニケーション」「コミュ力(りょく)」といつでもどこでも求められる現代社会ですが、そんな社会に無理をして疲れている方もいるかもしれませんね。今回のイベントでは、多くの人が知識ゼロスタートのアイヌ語を通して、自分自身の心と、相手の心につながる感覚を得られるイベントです。アイヌ語言葉の奥にあるアイヌの世界観も感じながら、人とつながることで得られる「幸せ」を探求する時間となれば嬉しいです。

▼手法:テ・アタランギ法

アイヌの言葉は、いま消失の危機にあります。
その言葉を復活させるための1つの方法として考えられているのが、ニュージーランドの先住民族・マオリ族の人たちが、マオリ語を復活させるのに使っている方法です。ブロックを使ったゲームでアイヌ語にふれ、その言葉の裏にあるアイヌの世界観も、少し味わうことができます。

▼こんな人におすすめです

・ご自身の表現力・創造力の可能性に気が付きたい方
・伝える、受け取ることの多様性を感じたい方
・人との関係性やコミュニケーションをもっと良くしたいという方
・自己肯定感を高めたい方
・アイヌ民族のことやアイヌ文化について興味のある方

▼イベント講師プロフィール

(写真:吉田茂俊)

UtaE (惠原詩乃 えはらうたえ) ハポネタイ(アイヌ語で『母なる森』 代表)

2009年に母とともに北海道清水町に「ハポネタイ」(母なる森)を構え、現代を生きるアイヌの個人史採録とアイヌアートの展示やライブに取り組む。その後、代表を引き継ぎ2022年9月のプレオープンを目指している。また、アイヌの口琴楽器「ムックリ」の奏者・パフォーマーとして、国内外でアイヌ文化の伝承と交流に努め、2014年にはドイツで開催された国際口琴大会に参加。アニメ『ゴールデンカムイ』ではムックリのパートを担当している。教育機関を中心にアイヌ文化を伝える講演やワークショップを開催し、オンライン配信も行う。2021年5月よりエフエムおびひろ(JAGA)『anu anu~母なる森 ハポネタイ~』にラジオパーソナリティとして出演中。

★Podcast  エノキフイルム anuanu~母なる森 ハポネタイ~(https://www.youtube.com/channel/UCwXX3TTIIumXu8FWtBnUO-Q
★Facebook: ハポネタイ/haponetay ( https://www.facebook.com/haponetay/ )

▼タイムテーブル
13:30  参加者同士簡単な自己紹介
13:40  UtaE(惠原詩乃)自己紹介、アイヌ語にまつわる基礎情報、テ・アタランギ法の紹介
13:55  実際にやってみよう!
14:35  質疑応答、感想シェア
14:50  終了
※上記はあくまで目安です。内容や所要時間は変更となる場合がございます。

▼お問い合わせ
E-MAIL:haponetay@gmail.com

主催者名

ハポネタイ UtaE (惠原詩乃 えはらうたえ)

参加者への連絡事項

▼注意事項
・ゲーム形式のため、ビデオ・音声ともにオンで参加いただける方のみ、とさせていただきます。
・軽く身体を動かすワークがありますが、無理のない範囲で行ってください。
・オンラインイベントになりますので、ネット環境がよい場所からご参加ください。
・今後のイベント改善のために、イベントの様子は録画させていただく予定です。主催者以外には提供しませんのでご安心ください。

イベント開始前の10分前から入室できます。定刻スタートのため、可能な限りワークショップ開始2分前までに入室をお願い致します。
※イベント当日:開始10分以上の遅刻はご参加できません。ご了承お願い致します。