[AC011] 🍀【ウェルビーイング教育の取り組み(ウェルビーイングカフェ)】~若年者の自己肯定感を高める共創的対話アプローチの効果分析~🍀

開催日時

2022年3月19日(土)15:10~15:50

オンライン開催リンク先

https://us02web.zoom.us/j/87916928711?pwd=WFU5L2dnWTNnejQzVG91eTVaVnNjQT09

オンライン開催:上記のZoom URLからご参加いただけます。
ミーティングID: 879 1692 8711  パスコード: 109048

開催概要(要旨)

【背景】
近年、生産年齢人口減少、グローバル化の進展による社会構造の変化などを背景として、教育を通じた日本再生の重要性が指摘されている。我が国においても内閣府(2021)が明示しているように、若年者が幸せ(Well-being)に、自立した生き方を支援することを重視しつつある。従来のあり方に固執するのではなく、自ら主体的に物事を判断し、社会をより良くしていく力を培う教育が求められている(文部科学省,2015)。その一方で、子どもと若者の意識に関する調査」(内閣府、2020年)によると、5割以上の子ども・若者がネガティブな意識傾向を示している。また、日本を含む7カ国の13~29歳の若者を対象とした調査(内閣府、2014年)では、諸外国と比べて、自己を肯定的に捉えている若年者の割合が顕著に低いことが明らかである。昨今の若年者が引き起こす重大事件も自己肯定感の低さと関連しているのではないかと言われている。

しかしながら、ウェルビーイングは捉えどころがなく、ウェルビーイングに対する意識も世代によって異なるため、ウェルビーイング教育の概念も確立されていない。そのため、具体的にどのようにウェルビーイング教育を実施していくのかについては決まっていない。また、教師(教える人)-生徒(教わる人)の関係性のなかでは、教える側の思想に左右されやすく、想定の域を超えた学びをすることが難しいと考えられる。そのため、絶え間ない変化の時代を、幸せ(ウェルビーイング)に、自立して生き抜く基礎を形成できるよう育成するための教育を実施することは、容易ではない。そのため、日本では若者を対象としたウェルビーイング教育の展開が急務であるが、私たちはまだウェルビーイングプログラムを確立していない。

本研究では、教育をサービスとして捉え、価値共創を促進するリソースの密度を高める新しい教育アプローチとして共創的対話アプローチ(ウェルビーイングカフェ)を提案し、共創的対話アプローチが若者の自己肯定感に与える影響について分析しています。
少しでも多くの方と一緒にウェルビーイング教育の効果的な教育アプローチについて考える場になればと思っています。ウェルビーイング教育に関心が高い皆様のご参加をお待ちしています。

【内容】
・ウェルビーイング教育の必要性とウェルビーイング教育の現状
・若年者を対象としたウェルビーイング教育の実施と効果分析
・今後の展望                        など

主催者名

齋藤みずほ(キャリア・クエスト代表、北陸先端科学技術大学院大学博士課程所属、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科SDM研究所研究員、早稲田大学非常勤講師)

参加者への連絡事項

・ウェルビーイングやウェルビーイング教育に関心がある方でしたら、どなたでもご参加いただけます。
・ゆったりと寛ぎながらご参加ください。
・途中入退出OKです。
・Zoomは5分前に入室できます。