- ワークショップID
WS-62
- 開催時間:
14:10-15:30 - ワークショップタイトル:
幸福学×パターン・ランゲージ〜創造社会におけるこれからの幸せな生き方〜 - ワークショップ概要:
日常で実践できる幸福学の研究を行ってきた前野隆司と、実践におけるよいやり方の経験則を言語化した「パターン・ランゲージ」の研究を行ってきた井庭崇が「創造社会におけるこれからの幸せな生き方」について対談を行う。井庭は、今到来しつつある創造社会は,人々が自分たちで自分たちの認識・モノ・仕組み、そして未来を創造する社会だと捉えている。自分たちの身の回りのものづくりに加え、自分らしい働き方・生き方を自分の手によって「つくる」社会においては、一人ひとりが持つ自然な創造性(ナチュラル・クリエイティビティ)を磨き、発揮することが重要である。そこで、「創造実践を支えるためのメディア」としてパターン・ランゲージを紹介する。創造社会における幸せな生き方とはどのようなものなのか、果たしてどのように私たちは幸せな生き方をつくっていけばいいのだろうか。前野研究室で幸福学を学び、現在井庭研究室で修士課程として共同研究を行っている岩田華林がモデレーターを務め、慶應SDMと慶應SFCという分野・領域を超えて語り合う。
✳︎前野隆司研究室
ヒューマンシステムデザイン研究室(ヒュ-マンラボ)では、人間がかかわるシステムのデザインに関する幅広い研究を行っています。
システムデザイン理論・方法論
・システムデザイン・マネジメント教育方法論に関する研究
・システム×デザイン思考やグループプロジェクトに基づくイノベーション教育に関する研究
・システム×デザイン思考方法論およびツールの開
社会・ビジネスシステムデザイン
・幸福(well-being, happiness)や笑いの計測法、定量化法に関する研究
→幸福研究のページはこちら・幸せでやりがいを感じられる協創型経営方法論の研究
・地域活性化、地域振興、社会イノベーションに関する研究
・学校教育、企業研修、生涯教育、コンサルティング、教育イノベーションに関する研究
技術システムデザイン
・新たなヒューマン・マシンインタフェースシステムのデザイン
・触覚センサと触覚ディスプレイを用いた遠隔触覚伝達システムのデザイン
・人間の触感知覚メカニズム・感覚メカニズムの研究
・システム×デザイン思考に基づく技術システムデザインの研究✳︎井庭崇研究室
井庭研では、 一人ひとりがもっている自然な創造性(ナチュラル・クリエイティビティ:Natural Creativity)の力を信じ、それがより発揮されることを目指しています。井庭研ではさらに、創造的であることは人間的であり、そしてそれは自然(ナチュラル)なことである、と考えています。人為的・作為的な創造行為ではなく、より自然のあり方・かたちに近い創造性のあり方(無我の創造)と生き方を探究しています。
パターン・ランゲージ(Pattern Language)は、物事の秘訣や経験則、コツを言語化して共有する方法です。もともとは、建築やソフトウェアのデザイン(設計)の知を言語化する方法として考案・発展してきたものですが、井庭研では人間行為の経験則を言語化する方法として応用してきました。学び、プレゼンテーション、コラボレーション、企画、料理、暮らしのデザインなど、井庭研ではこれまでに70種類以上の領域で1700パターン以上をつくってきました。パターン・ランゲージの使い方については、「対話」のメディアとして用いるということを提案し、実践してきました。いろいろな実践領域のパターン・ランゲージをつくるということは、新しい分野を始める支援をするということで、ソフトな社会インフラをつくっている、と言うことができます。
✳︎岩田華林(モデレーター)
大学3年生で前野研究室に所属し、4年生から井庭研究室にて”幸せに生きるためのパターン・ランゲージ”の研究を始める。現在井庭研究室の修士課程に所属し、パートタイムで訪問看護師として働く。
看護学生の時に”患者さんの幸せ”について興味を持ち、いかに日々の生活を幸せにつくっていけばいいのか、パターン・ランゲージの手法を用いることでその実践を支援できるのではないかと井庭研究室にて研究を始めた。日々の研究が幸せなハッピーガール。
- 主催団体(者)名:
名称 :慶應義塾大学 前野隆司研究室・井庭崇研究室
前野隆司研究室(ヒューマンラボ): http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/research.htm
井庭崇研究室:http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid572.html
FBページ:https://www.facebook.com/ilabsfc/ - オンライン開催リンク先:
配信方式 : Zoom webiner
アクセス先: - 参加者への連絡事項
Zoom(今回使用するオンラインセッションのシステム)がはじめての方は、下記を参考にしてセッションの前日までに設定を終えておいてください。-
PCの方 http://zoom-japan.net/manual/pc/ (★推奨)
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iPad等のタブレット, Iphone, アンドロイド http://zoom-japan.net/manual/ipad/
- 参加前のテスト手順
- その他Zoomに関するヘルプ
- 当日の様子は録画され、公開されることがありますのであらかじめご了承ください。
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