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-集まろう、感じよう、広げよう-2020年3月20日(祝)9:00〜18:00 /オンラインイベント

学会

学会306-3【介護保険サービスの地域差の統計的研究 – 地域差は縮小しているか -】13:30-14:00

 

  1. 学会ID(教室番号-発表順):
    学会-306-3
  2. 開催時間:
    ③13:30-14:00
  3. 発表タイトル:
    介護保険サービスの地域差の統計的研究 – 地域差は縮小しているか –
  4. 学会概要(要旨):
    本研究では、厚生労働省「介護保険事業状況報告」2006-13年度保険者別パネルデータを用い、地域間介護保険給付水準(被保険者・利用者1人あたり単位数)が収束しているかを、地域特性等をコントロールすることが可能な条件付きβ収束の手法により検証する。介護保険制度には医療保険制度同様に地域間でサービス量、保険料等が大きく異なることが知られている。しかし、その分析の多くは記述統計による比較に留まっており、統計的な分析は行われていない。  条件付きβ収束とは1人あたり変数が、その定常状態と比べより低い国・地域であるほど、(高い国・地域と比べ)より高い成長率(増加率)を上げるという収束過程である。介護保険制度浸透に伴い、介護保険サービスの整備が低水準、利用が非積極的だった地域において、施設整備が行われ積極的な利用が行なわれているかを検証する。  推定の結果、全ての1人あたり介護給付水準において、パネルデータを用いた最尤法推定からβ収束を確認した。β収束は利用者基準介護給付水準でより低く推定されており、介護保険制度浸透に伴い、介護保険サービス整備が低水準・利用が非積極的だった地域において、施設整備・積極的な利用がより生じていることが示唆された。
  5. 発表者:
    主席発表者氏名(所属):松岡佑和 (武蔵野大学)
  6. 発表キーワード
    介護保険、地域差
  7. オンライン開催リンク先:
    スライド、音声ファイル配布方式
    アクセス先:https://drive.google.com/drive/folders/1vkY_j7_X7391ok92x9w4m0grJ8QX4ICo?usp=sharing
  8. 参加者への連絡事項
    生配信トラブルを避けるため、事前に音声を収録しました。hirmatsu@musashino-u.ac.jpまでご連絡をくださいましたら、共有ファイルとさせていただきますので、ご連絡をお願いいたします。共有ユーザー以外の場合はエラーが出ますのでご注意ください。

 

 

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